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水 : 9:30~12:00/14:30~19:00
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【 休 診 日 】木曜日/日曜日/祝日(祝日週の木曜日は診療)
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ほとんどの歯を失った場合は、これまで「総入れ歯」を装着するのが一般的でした。総入れ歯は保険が適用され、治療期間も短いので手軽に作ることができます。けれども、入れ歯ならではの不具合・トラブルに見舞われることも多く、途中で使用をやめてしまうケースも珍しくありません。そこでもうひとつの選択肢としてのインプラント治療が挙げられます。
▼インプラントの安全性について
◎ネガティブなイメージをお持ちの方へ
インプラントはれっきとした医療であり、必ずリスクやデメリットも伴います。現状、100%成功が約束された医療は存在していません。とくに先進医療となると、失敗したケースがメディアで大きく取り上げられ、ネガティブなイメージが広く普及します。その結果、インプラントは安全ではない、という事実とはかけ離れた風説が流布されてしまうのです。
◎インプラントの10年生存率は90%以上
インプラントが失敗する主な原因は、人工歯根の脱落です。インプラント周囲炎にかかって歯槽骨が人工歯根を支えきれなくなったり、そもそも顎骨との結合が果たされなかったりすることで、使用が不可能となります。けれども、そうしたケースは一部に限られます。なぜなら、人工歯根が外れずに10年以上その機能を果たし続けている「インプラントの10年生存率」は全体で90%を超えているからです。顎の骨がしっかりしている下の奥歯に至っては、生存率が94%にまで達します。つまり、現実にはインプラント治療で失敗するケースの方が珍しいのです。
▼インプラントが日常のストレス・不便を解消する
これまでは、すべての歯を失った場合、総入れ歯を装着するか、そのまま放置するかの2つに選択肢が別れていました。そこで新たに加わったインプラントという治療法を選択することで、日常にどのような変化が現れるのか気になることでしょう。
◎食事が楽しくなる
総入れ歯は、すべての歯を失ったケースに適応できる装置ですが、その機能には限界があります。口腔内には粘膜への吸着で固定するため、噛むたびにズレたり、外れたりすることがあるからです。食べられる食材にも制限がかかることから、食生活自体も乏しくなります。一方、インプラントは人工歯根を土台とした固定式の補綴装置であり、ほとんどの食材を無理なくそしゃくできます。その結果、毎日の食事が楽しくなります。
◎会話が楽しくなる
失った歯をインプラントで補うと、人との会話も楽しくなります。インプラントであれば発音障害が起こりにくいですし、話している時に装置がずれることもありません。本物の歯が合った時と同じように、ご家族や友人・知人と楽しくお話できるようになります。
◎笑顔に自信が持てて性格も前向きになる
まずは皆さんも想像してみてください。笑った時に不自然な入れ歯がむき出しとなるのと、天然歯にそっくりな人工歯列が露わとなるのとでは、相手に与える印象が大きく変わります。それはご自身の笑顔に対する自信も左右します。インプラントで笑顔に自信が持てるようになれば、正確が前向きになり、人とも積極的に関わろうと思えるようになります。
▼インプラントを正しく理解することが大切
このように、インプラントはネガティブなイメージや報道などが先行してしまい、正しく理解している人はそれほど多くありません。治療に伴うメリットはもちろんのこと、デメリットも正確に把握することで、必要以上に不安に感じることもなくなります。当院までご相談いただければ、わかりやすい言葉でていねいにご説明します。
私たちの歯は、再生することのない器官です。虫歯で歯を削ったらレジンや金属を詰め、歯そのものを失ったら、入れ歯やブリッジで欠損部を補います。つまり、永久歯は生え変わることがないので、何らかの理由で歯を失った場合には人工物による補完が必要となります。そこで注目していただきたいのが「第二の永久歯」と呼ばれるインプラントです。インプラントには「人工歯根」が存在することから、審美性や機能性を忠実に再現しやすくなっています。
【メリット】
インプラントには、人工歯根があることで以下のようなメリットが得られます。
◎見た目が天然歯に近い
インプラントの審美性が高いのは、単にセラミック歯を使用しているからではありません。人工歯根が顎の骨と結合し、盤石な土台となることで、入れ歯の床(しょう)やクラスプといったパーツが不要となるからです。口腔内にはインプラント単独で固定できることから、見た目もより天然歯に近付きます。
◎安定感・噛み心地が良い
インプラントの噛み心地が良いのも人工歯根のおかげです。噛んだ時の圧力が人工歯根を介して顎骨へと伝わるため、天然歯に近い噛み心地が得られます。安定感も良好で、入れ歯のようにずれる・外れることはありません。
◎入れ歯・ブリッジよりも長持ちする
標準的な入れ歯は5~6年、ブリッジは7~8年が寿命となっていますが、インプラントは少なくとも10年以上持つのが一般的です。10年保証が付与される点からもわかるように、従来の治療法より長持ちする傾向にあります。これもまた人工歯根が存在するインプラントならではのメリットといえます。
◎親和性の高いチタンを使用
インプラントの人工歯根には、生体親和性の高い「チタン」を用います。チタンも一種の金属ではありますが、アレルゲンとなる可能性は低いです。しかも、顎の骨と結合する「オッセオインテグレーション」を引き起こせる貴重な金属であり、有用性が極めて高いです。医科の治療では、古くから人工関節やペースメーカー、折れた骨を固定するボルトなどに活用されています。身体に自然と馴染む点も第二の永久歯と呼ばれる所以といえます。
【デメリット】
第二の永久歯とも呼ばれるインプラントにもいくつかのデメリットが存在しています。
◎保険が適用されない
インプラント治療には、原則として保険が適用されません。患者さまの10割負担となることから、保険診療のブリッジや入れ歯より出費が多くなります。
◎外科手術が必要
インプラント治療では、顎骨への人工歯根の埋入手術が必須となっています。これまで外科手術を受けた経験のない人にとっては、大きな不安材料となることでしょう。ただし、インプラント手術はそれほど大掛かりなものではなく、チタン製のネジを埋め込む処置自体は、15分程度で完了します。麻酔も作用させることから、術中に痛みを感じることもありません。
◎治療期間が長い
インプラントは、ブリッジや入れ歯と比較すると、治療に要する期間がやや長くなっています。これはインプラント埋入後に一定の治癒期間を設けるためです。顎の骨がしっかりしている下顎では3ヶ月程度、上顎では6ヶ月程度待つ必要があります。その結果、治療期間も長くなります。ですから、治療期間が長くても、たくさん通院しなければならないというわけではありませんのでご安心ください。
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